早めに始めないと手遅れになってしまうことがある

薄毛の男性の頭頂部

結論から言えば、aga(男性型脱毛症)の治療は早めに行うのがベターです。これは、治療開始が遅れるとagaの治療効果が期待できなくなってしまうからです。

agaクリニックなどの医療機関で一般的に行われている治療は、プロペシアによってagaの進行を抑えたうえで、ミノキシジルによって発毛を促すというものです。

ただ、ミノキシジルはもともと、高血圧患者のための血管拡張剤だったものを、aga治療に転用したものです。頭皮の血管を拡張して血流を良化することで、発毛を促進する効果はあるのですが、agaの進行によって毛根が死滅してしまっている場合には、効果が期待できません。

種を植えていない畑にいくら水や肥料を与えても、何も生えてこないのと同じことです。最新の治療法であるharg療法についても、同じことがいえます。

harg療法は成長因子を頭皮に注入することによって毛母細胞の分裂などを促し、これによって丈夫な毛髪が生えてくるようにするというものです。

つまり、agaの進行によって弱っている毛根には効果が期待できても、完全に死滅してしまった毛根については効果が期待できないということです。

aga治療が手遅れになってしまうと、現状では残された方法は植毛のみになってしまいますが、これはどうしてもコストがかかってしまいます。

最近ではips細胞による毛髪再生の研究が進められていますが、いつ実用化されるかは定かではないですし、仮に実用化されてもコストがかかってしまうことは間違いないでしょう。

現時点ではaga治療は万能ではなく、どうしても手遅れになってしまうケースが存在しています。agaによって毛根が死滅してしまうまでには、ある程度の期間が必要になってきます。

そうしたことにならないようにするためにも、額の生え際の後退が目立ってきたり、つむじの周辺が薄くなってきたりというaga特有の症状が見られたら、早急に医療機関を受診して、可能であればaga治療を開始するのが効果的だといえるのではないでしょうか。